夏の夜空をいろどる花火大会

花火
夏の夜空を彩る打ち上げ花火

今年も花火大会に行って来ました。

余裕をもって少し明るい時間に会場に行き、「好きなものを買っていいよ」とお小遣いを渡して屋台の連なる道を歩いていると、友達を見つけてみたり、普段と違う様子に戸惑いを感じながら雰囲気を楽しんでいる様子。去年は食べたいものを見つけるとあれが欲しい、これが欲しいと言っていたのに、今年は「冷やしパインが欲しい。行ってくる。」と言ってちゃんと買い物も一人でいけるようになっていて成長の感じます。

おねぇ様は妹たちが欲しがるものも一緒に列にならんで注文し、支払い、お釣りの受け取りまでしっかり最後までやってくれちゃって。段々と大人の階段を登っているようです。

ベビーカステラ、冷やしパイン、ハットグ、10円パン、焼きそば、から揚げと我が家の定番を次々とゲットし場所取りに向かいました。去年はメインとなる場所から見上げるように見てその迫力にテンションを上げていたのですが今年がすこし離れたところから座って見ることに。


始まりの時間が近づくにつれ人の密度が増えていき、道の1/3くらいが見物の場所取りが行われいよいよ始まる雰囲気がでてきました。まだかまだかと至るところで子供の声が聞こえてきます。もちろん我が子たちもその一員です。食べるものも食べ終わり待ちくたびれた模様。どんなに声を上げても時間は変わりませんから落ち着かせていると

パンッ!!!パパパンッ!!!

数発の打ち上げ花火が上がりました。始まったか?!と、周囲がざわつき始めたがそれは開始15分前のアナウンスでテストということが分かり平穏を取り戻したのだが、そこからが長い。薄暮からさらに暗くなりだし雰囲気をだされては子供には待つのは大変なようで。

そうこうしているとカウントダウンが始まり待ちに待った花火の開始です!

ひゅーーーん    パァァアン! パラパラパラ

音楽とともに次々と打ち上げられる花火と迫力の衝撃波で気分は最高潮です。次女が3歳くらいの頃は音にびっくりして怖がっていたのに今では「すごーい!きれー!」と楽しそう。

ここからの1時間はほんとに一瞬であっという間にフィナーレまで来てしまいました。

そして最後の花火が散っていくと「キレーだった」「すごかった」「たのしかった」とそれぞれの感想を言ってくれました。そして余韻に浸りながら帰路についたのですが、一斉に撤収モードになり、人の流れに乗って歩いていると前方から緊急車両が入ってくるではありませんか。この熱気にやられ熱中症になったのか、ストロング缶片手に羽目を外してしまったのか。分からないけれども救急車がサイレンをならしながら会場中央に向かっていきます。救急車を横目に子供たちを見るとはぐれないよに一生懸命についてきています。もちろん手はつないでいるけれども、この人込みの熱気のなか歩かせるのは危険だったな。と反省し、道の端に寄ろうとしたら汲み取ってくれたのか「大丈夫だよ」と言ってくれ、疲れた様子も見せずに頑張って歩いてくれました。たくましい子たちや。と思いながら来年は時間をずらして帰るとかも考えないとな。と反省しながら帰路につきました。


今回の花火大会の反省点

  • 座り見をする際はシートを大きめのものを準備すれば必要に応じたサイズに折って使うことができる。
  • 背の小さな子供は熱気にやられやすいので十分な配慮と水分補給をさせよう。

後日談

今回の花火大会は例年より後らしての開催となったのは暑さ指数が警報級になるのを見越して例年通りの開催ではなく月末になったと聞きました。

例年の猛暑は連日記録を更新し続け、大会の時期をずらす結果になったのは実行委員会の判断であり、よい配慮であったとは思う。だが今後この猛暑が収まることはないわけで夏の風物詩とは言ったものの、危険と判断され大会の中止をも考えていかなければならない時代は遠くない未来に来るのであろう。

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